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衝突なくして理解もない、か

20061029170348.jpg

精密検査を間近に控え、気分はいよいよ療養モード。腕がしばらく使えなくなっても平気なようにと、本とDVDをたっぷりと買い&借りてきた。モード切り替え前に一本消化してしまったのはご愛嬌(笑)
本年度(2005)アカデミー作品、脚本、編集賞受賞作、ようやく観ましたよ。人種問題を扱った作品というので、かなり絶望的な内容を予感、期待していたのだけど、う~ん、そうでもありませんでしたね。随所に<希望>を用意した佳品です。ま、そうでもなけりゃオスカーは取れんな(笑)

『クラッシュ』というシンプルなタイトルは、肉体・物理的なレベルの衝突から、心と心の触れ合いまでをも含むそうな。前年度オスカーの『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本家ポール・ハギスが監督・脚本。ということは、この人はほとんど二連覇に近いわけだね。精妙で、しかも微妙にクサいストーリーを書かせたら当代一ということなのかな(笑)

人種の坩堝ロサンゼルスにおける二日間の人間ドラマ。黒人刑事と同僚のメキシコ系美女、黒人のチンピラ二人組、地方検事と神経症的な妻、裕福な黒人TVディレクター夫妻、雑貨店を営む中近東系家族、人種差別主義者の白人警官と新米の相棒、真面目な黒人の鍵屋とその娘など、さまざまな人種・階層・職業の人間が出会い、衝突し、憎み合い、時に心を触れ合わせ、再び日常に戻っていく。衝突の底辺に横たわっているのはほとんど条件反射的な人種間の偏見と、意識・無意識の階級差別、あるいは逆差別だが、この脚本が優れているのは単にそれのみに還元せず、より普遍性を帯びたドメスティックな領域の光と影をきっちり描き出していることだろう。人種問題はともかくも、家族の問題から完全に自由な人間はそうはいないからね。

細かい点で幾つかミスは犯しているものの、決して散漫にはならずに、一定の緊張感を保ちながら複雑に絡み合った映像を無駄なく回しているのはさすが。アカデミー賞作品としては小粒なれど、一度観ておいて損はない。
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