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文芸映画いろいろ

昨年秋に、『人間の條件』
http://saint50.blog76.fc2.com/blog-entry-56.html
という往年のヘビー級超大作(六部構成・約10時間)を観てからというもの、すっかり映画を観る気も語る気も失せていた僕だが(笑)、春になってようやく力を取り戻してきたようだ。前から興味のあった文芸作品を鑑賞した。

『プライドと偏見』(2005)
プライド
原作は英国の女流作家ジェーン・オースティンの名作『Pride and Prejudice』。『高慢と偏見』のタイトルで読まれた方も多いだろう。主演は今最も輝いている女優の一人、キーラ・ナイトレイ。

18世紀イギリスの片田舎を舞台に、当時の中流地主の暮らしぶり、女性の結婚事情を中心に、誤解と偏見から生じる恋のすれ違いを描いた作品だ。特に大きな事件が起こるわけではないのだが、精緻な人物描写と軽妙なストーリー展開、弾むような台詞回しが小気味良い。これまでに何度も映像化されている名作だね。

ヒロインのエリザベス・ベネットは五人姉妹の上から二番目。何しろ女性に財産相続権が無い時代だから、田舎者の母親は娘たちの行く末を案じている。そんな折り、近所に大富豪の独身貴族ビングリー氏が引っ越してくる。ベネット家はじめ近隣の娘たちは大騒ぎ。古いドレスを直しおめかしをして我こそはと舞踏会に乗り込んでいく。このあたり...グインでいえばかの問題作『初恋』の1シーン...地方貴族を迎えてのクリスタルパレスの夜会、その縮小版を連想して頂ければよろしいかと(笑)

好青年のビングリーくんは、ベネット家の長女、淑女なジェインがお気に召したご様子。一方、快活で教養がある分ちょっぴり小生意気なエリザベスは、ビングリーの親友ダーシーが気になる。ハンサムだが無口で気位が高く、あまり良くない噂もあるこの青年とは話が噛み合うようで噛み合わない。が、ダーシーの方もエリザベスに他の娘にはない何かを感じとったようだ。その後も二人の距離は縮んだり、激しく反発し合ったりしながら...

いやー、こういうの好きなんだよね(笑)。随所にコメディをまぶした、甘くて切ないラブストーリー。女性には特にお薦めの映画です。キーラ嬢の美しさ、可愛さも二重丸。他の出演作では大人びて見えることの多い彼女だけど、この映画では年相応の瑞々しい演技力を見せてくれる。英国西南部の豊かな自然とクラシカルな建築物が目の保養にもなります。

さて、オースティン作品の映画化といえば...
『いつか晴れた日に』(分別と多感、Sense and Sensibility)
いつか晴れた
才女エマ・トンプソン(この作品では脚色も手がけている)と、『タイタニック』で大ブレイクする前のケイト・ウィンスレットの共演ですな(1995)。十年以上前に観たけど、これも地味ながら良い作品でした。エマさんも僕の好きな女優の一人である。シェイクスピア作の...

『から騒ぎ』(1993)
からさわぎ
にも出てましたが、今にして思うとこの映画、キャストが凄すぎるぞ(笑)。彼女の他に、ケネス・ブラナー、 デンゼル・ワシントン、キアヌ・リーヴス、ケイト・ベッキンセイルだもんなぁ。

エマといえば、グウィネス・パルトロー主演の1996年作品...
エマ
エマ(Emma)。これもオースティンの原作だ。先に上げた二作ほどの出来ではなかったけれど、それほど悪くもない。

グウィネスさんの代表作といえば、やはりアカデミーを取った...
恋に落ちた
『恋におちたシェイクスピア』(1998)が良かったね。

あ、ディケンズの...
大いなる
『大いなる遺産』の1998版リメイクも..うーん、まあまあということにしておくかな(笑)

文芸タッチな作品といえば、日系作家で英国の栄誉あるブッカー賞に輝いたカズオ・イシグロのオリジナル脚本...

『上海の伯爵夫人』(2005)
上海
監督はジェームズ・アイボリー。ややTVドラマっぽい作りだが、とりあえず好きな部類だ。真田広之さんも出てます。

カズオ・イシグロとジェームズ・アイボリーの組み合わせというと...
名残
『日の名残り』(1993)がいいね(イシグロのブッカー受賞はこの作品)。先述のエマ・トンプソンとアンソニー・ホプキンスが渋い大人の演技を見せてくれます。

そしてジェームズ・アイボリーさんというと、やはりこれですな。
『眺めのいい部屋』(1986)
眺めの
原作はE・M・フォースターだね。

もう一つ、同じ作家で、禁断の愛を描いた...
モーリス
『モーリス』(1987)
これなんかも先駆的作品といえるかな。

ああ、キリがないからこのへんで(笑)。われながらまとまりがないな(爆)




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