FC2ブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://saint50.blog76.fc2.com/tb.php/38-14fa9c50

-件のトラックバック

-件のコメント

[C43] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

43枚の写真

『米兵が撮った1945年の東京』

http://mainichi.jp/select/wadai/graph/tokyo1945/index.html

敗戦直後の東京の様子を撮った写真は数あれど、今回のこのクリフォード・マッカーシー氏(太平洋戦争中は米空軍写真偵察隊所属、戦後は米オハイオ大で美術教授。故人)の作品群は、氏の人柄の故か単に技術のせいか、控え目で、勝者の驕りめいたものがほとんど感じられない。彼がビアク島(ニューギニア戦線、日本軍が壮絶に玉砕した島)からの途上東京に立ち寄ったという事情もあるのかもしれない。

10.jpg


そして、いつもこうした写真を見る度に、胸が切なく、苦しくなってくる。今でこそNY張りに高層ビルが群れ成す東京だが、終戦直後の光景とはいえ、たかが63年前にはこんなにも貧しかったのだ。

7.jpg


首都がこの程度の生活レベルで、全世界を敵に回して戦った先人たちを、ボクはこの上なく愛しく、誇らしく思える。同時に、彼らを無謀な戦争に駆り立て、無責任にも放り出した連中を簡単に許す気にはなれない。当然、非戦闘員たる彼らに無差別爆撃をした<敵>とは一定の距離を置かねばならないだろう。そして、「戦後の戦争」、情報・思想戦に負け続け、あるいは加担している連中を認めることなどとうてい出来ない。全ては個人的感情の上においては、だ。

18.jpg


マッカーシー氏のメモによれば、焼け跡に生きる人々は暖かく親切で、子供たちは美しかったという。無論、彼の写真は状況のごくごく一部を切り取ったものに過ぎず、レンズに収まらなかった外側には無数の悲劇、貧困、死体、人間の醜悪な領域が折り重なっていたろうし、それを想像出来ない者はちょっとどうかしている。

32.jpg


それでも、親とはどんな時代、どんな状況下にあっても、子供には少しでも良い服を着せたいと願うものだし、今回の写真にも見受けられるように、昔は兄弟姉妹が多ければ、兄や姉は幼い弟や妹を背負って遊ぶのが普通だった。薄汚れみすぼらしくても、子供たちの表情は必ずしも不幸そうには見えない。自由や豊かさと引き換えに、次世代の数を増やせなくなった現代の我々の方が、種としてははるかに惨めで、脆弱な生物なのかもしれない。
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://saint50.blog76.fc2.com/tb.php/38-14fa9c50

0件のトラックバック

1件のコメント

[C43] 管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

カレンダー

08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。