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『もう一つの王国』とは?Ⅱ

下のプロレスねただけではあんまりなので(笑)、もう少し書いておこうかな。もちろんネタバレありです。




















今回、タイスの地下王国の住人・水棲人スライなる新種族(?)が出てきました。ヒトと妖魅の混血、ルードの森のグールと同じような扱い、ポジションのようですね。辺境編の頃は死霊との区別が曖昧だった食屍鬼を、今頃あのように再定義してみせたことは、ファンの間でも賛否両論あるでしょう。第一巻『豹頭の仮面』で鮮烈に描き出された、おどろおどろしくもスリリングなルードの森は、新しいグール像の提出によりおそらく再現不可能になってしまった。が、あるいは若い読者、新しいファンタジーを読み慣れた世代にとっては、こうした輪郭のキャラの方がわかりやすいかもしれない。このあたりは作家の『勘』、時代の空気を読む力に繋がってきます。

いずれにせよ今回の水棲種族も、不気味ではあっても凶悪という感じはほとんど無く、地下に潜む奇形の亜人類、哀れさすら漂わせていました。ルードの時と同様、人であって人でない種族との邂逅は、グインが記憶の無い異形の己を顧みる契機にもなっている。おそらくここがミソなんだね、スナフキンの剣も彼らには反応しないし。今後どのような展開が待ち受けているのか、地下王国がクトゥルー風な世界とどの程度接触していくのかわかりませんが、これはこれで『グイン世界のオリジナリティ』と呼んで肯定したい気分にはなっています。

それにしても...
昨年、拙作でも<水棲人>を出しましたが、迂闊にクトゥルーその他と繋げなくて良かったとつくづく感じます。キタイ編なんかもそうだね。とりあえず鬼太郎タッチにしておいて正解でした(笑)

そうそう鬼太郎といえば、GW封切りの映画は意外と前評判良いみたいだね。ボクらが最初に観たクラ~い白黒のアニメなんかとは雰囲気は全く異なるけど、これもグールではありませんが、時代に適合した結果なのかな。
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