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黄色い魔法再び

正月に坂本龍一教授の音楽教養番組が一挙放映されたので録画して観た。

『スコラ 音楽の学校』
ttp://www.nhk.or.jp/schola/

ある程度は本放送時にチェックしていたけれど、「バッハ編」、「ジャズ編」、「ドラムズ&ベース編」と続けて消化するとかなり見応えがある。基本的には子供たちとの交流も含んだ初心者向け番組なのだが、何しろホストの坂本さん他、毎回のゲスト、演奏者の皆さんが豪華。

◆バッハ編
浅田彰(京都造形芸術大学大学院長)
小沼純一(早稲田大学文学学術院教授)
岡田暁生(京都大学人文科学研究所准教授)
藤原真理(チェロ奏者)
東京藝術大学バッハ・カンタータ・クラブ

◆ジャズ編
山下洋輔(ジャズ・ピアニスト)
大谷能生(音楽家・批評家)
田中邦和トリオ~田中邦和(サックス)・高瀬裕(ベース)・ASA-CHANG(ドラム)
国立音楽大学ニュータイド・ジャズ・オーケストラ

◆ドラムズ&ベース編
細野晴臣(ミュージシャン)
高橋幸宏(ミュージシャン)
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
小山田圭吾(ミュージシャン)
権藤知彦(サウンド・プロデューサー)

僕がこれまで漠然と感じていたクラシック、現代音楽に関する疑問や、
「ぶっちゃけるとこういうことだよね」
という部分を専門的、技術論的に、かつシンプルに明示してくれた点も多く、さすがは一流どころの顔合わせは違うぜと感心してしまった。子供たちとの交流シーンでは、ところどころ歯痒い部分もあるのはご愛嬌(笑)。でも坂本さんは本当に人間が丸くなったという印象を受ける。80年代のとんがっていた頃とは別人のようだ(笑)

一般的に流布したイメージからは意外かもしれないが、細野さんはブラック・ミュージックからの影響も強く、高橋さんが一番影響を受けたドラマーはビートルズのリンゴ・スターだという。リンゴのドラミングの特徴、更にローリング・ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツの特徴、癖なども実演してみせてくれ、ファンがどういう部分に「引っ掛かる」のかさりげなく教示してくれた。クラシックやジャズも含め、その時代に必要とされた「音」とはそういうものなのだと思う。

最後にYMOとゲストの面々でビートルズの『Hello, Goodbye』を演奏。これがまた素晴らしい。
ttp://www.youtube.com/watch?v=a384_UTLgi0

そんじょそこらのビートルズ・フォロワーが「雰囲気でやってしまいました」というのとは根本から異なり、高度な批評性を持っている。高橋さんの歌唱も切なくていい(笑)

ついでに番組中の演奏シーンを幾つか紹介。

『故郷の人々(スワニー河)』
ttp://www.youtube.com/watch?v=AxkUOc2wgzQ

大御所の山下さんがシブい、熱い、可愛い(笑)

『Thank You For Talkin' To Me Africa』
ttp://www.youtube.com/watch?v=NWPbDsPYxZM

プリンス等にも大きな影響を与えたスライ&ザ・ファミリー・ストーンの名曲。通してヴォーカル無しというのはやや苦しいが、原曲とは異なる独特のグルーヴ感が出ている。

ちなみに原曲はこちら。
ttp://www.youtube.com/watch?v=HrIP7FH4X8g

そして『Thousand Knives』
ttp://www.youtube.com/watch?v=5NTnIJ61z1w

個人的には70年代の坂本さんの原曲より好きだ。

YMO⇒個々の活動⇒SKETCH SHOW⇒HAS⇒HASYMO(YELLOW MAGIC ORCHESTRA+Human Audio Sponge)と進化(?)した先に、今回のNHK番組での演奏の方向性があるのかもしれない。

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